鶴崎海陸運輸株式会社は、2018年6月5日に門司税関管内の大分県地場企業としての初めてのAEO（Authorized　Economic Operator）制度における「認定通関業者」の認定を受けました。お客様のニーズに合わせ、高品質の通関サービスを提供するとともに、認定通関業者としての特例措置により、輸出入通関手続きの時間短縮も可能となっています。 今後も国際物流におけるコンプライアンスを強化しながら、高度なセキュリティ体制の構築に努めます。

アメリカ同時多発テロ以降、国際テロ対策強化を進めた結果、国際物流におけるセキュリティ確保と効率化の両立が課題となっています。世界税関機構でも「AEOガイドライン」が採択され、コンプライアンス体制に優れた貿易関連業者を認定し、貨物の安全確保と物流の円滑化、通関手続きの簡素化を図ることになりました。

AEO（Authorized Economic Operator)制度とは、国際物流における貨物のセキュリティ管理とコンプライアンスの体制が整備された優良な事業者として税関長が発行する承認・認定制度です。認定業者は、国際貿易における税関手続の緩和・簡素化による輸出入業務迅速化が可能となります。

２００１年３月に特例輸入申告制度が導入されて以降、特定輸出申告、特定保税承認、認定通関業者、特定保税運送、認定製造業者の認定制度があります。